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しずふく文庫(監修 小田部雄次)


静岡福祉大学附属図書館の文化活動
by otabey

⑤「原胤昭と出獄人保護事業」の感想  

*政治犯として収監されたことから監獄の実情を知り、その改良をしようと考えるなんてすごい人だ。囚人一人一人と対話をすることも大変なことだ。
*保護カードを焼却したというのがびっくりだった。囚人一人一人を個人として扱って、向き合っていたことがわかった。
*他の福祉活動家とはまた異なった活動をされていた。全ての人は平等だというキリスト教の精神にのっとり、犯罪者の人権を尊重し、環境改善や再犯防止のためにの支援を行ったということが分かりました。現在の保護司による支援更正の取り組みに大きな影響を与えたということも、大きな功績だと感じた。
*裕福な環境で生まれ育ったゆえに、監獄での生活がよりひどく見えたのだろう。
*囚人たちの立場に立って考えることは、なかなかできることじゃないのですごい。密葬にした件も本当の意味で人のことを考えられる人だと思った。
*原胤昭さんは洋服店の店員として働いたりして、おしゃれな人だった。自分が死ぬときも人の事を気にしていて優しい人だ。
*監獄に収監された身でありながら、教誨師として監獄改良にとりくんだ原胤昭は、とてもすごい人である。
*とてもすごい人だ。“与力”や“錦絵”など知らなかった言葉が多かったので、とても勉強になりました。囚人と向き合うことができて、対等に接することができる原胤昭は本当にすばらしい。
*原胤昭が行った事はとても勇気がいる事だ。また今の犯罪者も昔の人と同じように虐待とかされてきた人もいると思うので、犯罪がなくなることもそうですが、犯罪者を作らない社会になれば良いなと思いました。
*今日初めて原さんを知りました。毎回歴史に名前が残る人って自分の命に関わる病気をして、それから世の中の役立つような出来事を起こしているんだなということに気づきました。
*犯罪を犯してしまった人の心理を知りたかったので、保護カードが残っていたらよかった。人があまり踏み入れたくないところに入ってとても立派だ。
*原胤昭は保護司のさきがけとなり、監獄から釈放された人からも頼られ、人望の厚い人だ。
*収監されたと聞いたので、どんな悪いことをしたのかと思ったら、自由民権運動のチラシを作ってまいただけなんですね。法律に反することはどんな理由があっても悪いことだと決めつけてしまうのはどうかと思う。だけどそうしないと秩序が守られない。難しいな。
*原胤昭は今回の講義で初めて学んだ気がする。保護司の原形になったということもあって、支援の大切さを学んだ。
*現在は重要な記録は長期間保存しなければならない場合が多いのに対し、原胤昭が出獄者の保護カードを焼却処分したというのは、本当に出獄者が更正することを信じ、出獄者のためを思うことができたからだ。
*原胤昭という人ははじめて聞いた。、今まで学んできた人たちと違い、囚人たちの環境改善を自らの経験から取り組もうとしたことは、社会に対して大きな影響を与えた。
*福祉事業で有名な人物は皆貧しい家庭の人ばかりと思っていたので、原さんのような裕福な家庭の人が、囚人たちのために何かしようと努力したことに驚いた。
*原は裕福に生まれ育ったのに囚人のことをしっかり考えてあげてすごい。
*児童虐待を受けてきた人が罪を犯すことが、昔から多いことを学んだ。
*今まで出てきた人とは違って、裕福なのに、自分の体験でここまで大きな行動をすることができ、尊敬しました。
*今日は原胤昭さんについて学びました。本当にはじめて聞く方だったので、とてもいい勉強になりました。
*今日の講義では原胤昭について学んだ。彼が政治犯として監獄へ入ることにより、囚人たちの思いを知り、保護司のさきがけとして、囚人たちを更正しようと考えた。また囚人の多くには児童虐待を受けていたことがわかった。昔から児童虐待があったということを知った。
*原さんのやったことはとてもいいことだけど、今の日本は加害者に優しい国といわれますね。罪と罰をはかりにかけて、釣り合うような社会になればいいですね。
*今まで聞いたことのない人だったけれど、社会的にも不遇な立場となってしまった人々の為に、精一杯の力を尽くし、保護していったということがよくわかりました。90歳で亡くなるまで、多くの人々に感謝されつづけた人生であったということを強く感じました。
*原胤昭という人物はどんなことをやっていたのかがわからなかったが、今日の講義でだいたいわかるようになりました。監獄やいろいろな苦労などをしてきたんだと知りましたし、90歳で亡くなったと知り、すごいと思いました。
*原胤昭という人は困窮者救済のため救済義会を設置し、慈善事業をやった人であることを学んだ。出獄人を保護してきたことがわかった。
*裕福な環境で育ちながら、自分で仕事をしたり、自分より弱い立場の人たちを助けていくのはすごいな。また最期まで他の人のことを思って密葬にするなど、本当に良い人なんだな。
*キリスト教を信仰した原胤昭という人を知らなかったが、裕福な家庭に育つなど、今まで習ってきた人とは少しパターンが違っていた。また出獄人保護制度が、保護司制度の原形だということも初めて知った。
*原胤昭という人を知ったのが、今回初めてだったから、何をした人か分からなかったけど、今までやってきた人と違い、裕福で、キリスト教の事に力を入れていたが、自分が監獄でチフスになり、そこから囚人達のために尽くすいい人だと知った。
*今回は今までと違い、貧困ではなく裕福な家庭で育ち、女性や貧困問題についてではなく、監獄について救済したので、とても興味深かった。出獄者を助けるという観点がすごいし、プライバシーの保護など人権の尊重もされていて、とても優しい人だ。
*原胤昭の、犯罪者のために何かをするという考え方がすごい。犯罪者を信じなければ、話を聞いてあげるとか絶対にできない。
*改悛状況などを記録した囚人の保護カードを保存せず焼却したと学び、プライバシーを守ったという優しさが伝わった。
*原胤昭は十字屋や原女学校を設立したり、すごい人だ。捕まったりしたが、出獄人保護事業をはじめて釈放者に頼られてすごい。
*原胤昭は江戸の裕福な所で生まれ育ったということを初めて知ったが、囚人と対話できたのには驚いた。さすが元“警察”でキリスト教を信仰した人の力だな。
*囚人がこんなひどい仕打ちにあっているとは知らなかった。自らの経験を生かして色んな事を行ったので、とても行動力がある人だ。
*今の保護司制度を作った人がもともと囚人だったことにびっくり。勉強になりました。
# by otabey | 2011-10-28 11:20 | 日本近代福祉史

ベスト川柳 15

1 GNHupブータン国王おめでとう       
2 御曹司鼻もかめずに金を借り        
3 TPP参加すべきか意見割れ
4 5兆円被災地3兆順序逆  
5 大丈夫その一言が欲しかった   
6 ありがとう言葉に言えず親不孝  
7 スーツ着る正直スーツに着られてる    
8 せー(背)伸ばしかわい子探すセノバにて  
9 スマートフォンオレが買うのはエッチな本   
10 大人たちおもちゃ欲しさに朝並ぶ      
11 冬が来るだけどオレには春が来た      
12 この思い強い風でとんでいけ        
# by otabey | 2011-10-27 09:53 | しずふく川柳

ベスト川柳 14

1 小沢さん出たくないのに石を出し      
2 洗濯物風に飛ばされ旅に出る       
3 アラブは春エジプトは今嵐です      
4 「でも、だって」国の口ぐせデモ起こる   
5 光より速い物質知ってるか?                
6 スーツ着て学校行ってカゼひいた     
7 バイト代三日で終わる俺終わる        
8 恋愛で人の心は鬼と化す           
# by otabey | 2011-10-24 16:30 | しずふく川柳

④ 「横山源之助と『日本の下層社会』」の感想     

*横山源之助というほとんど知らない人のことを知れていい授業でした。
*横山源之助は、下層社会に関心を深めていったこと、日本の下層社会をまとめたことがわかった。
*横山源之助は、父母がはっきりせず、養子として育つという悲しい人生を歩んでいたが、貧民について調べ、後に下層社会は社会から疎外された貧民の巣窟ではないと考えたことに、自分も考えさせられた。
*横山源之助という人を知らなかったが、小学校の時から徒弟として働いたり、弁護士の試験を受けたり、その後、救世軍や日本の下層社会など、あらゆるところで活動していてすごいと思った。ただ40代で結核と肺炎の併発で亡くなったため、早すぎる死でとても残念だと思った。
*横山源之助は自分の生いたちから貧困のことについて生涯をかけて調査して、世の中に下層社会の現実を知らせて立派な人だと思いました。
*どうして横山源之助は貧民ばかり調査をしたのか、とても気になりました。他の人と違うことをしたいのかなあ…?
*横山源之助の名前は聞いたことあったけど、どんな事をした人か知らなかったので、今日の授業で貧民のために力を入れていたことが分かったのでよかった。
*他の人がとりあげることのなかった下層社会について取り上げ、調査をしまとめたことは、やはり自分自身の生いたちから関心を持ったのだろうと思った。労働者の生活の改革のため移民や出稼ぎのことも考えたのはすごい。
*下層社会への関心から、労働者、小作人、孤女、移民…様々な方面へ調査の手を広げていける行動力が素晴らしい。統計資料や調査をもとに現実と向き合う、皆に事実を伝えるという作業はとても大切なことだと改めて感じた。経営者が労働者の立場を考える、これは今の社会でも、どんどん追求されていって良いと思う。
*横山源之助は、いろんなことを調査したり、渡航したりと、行動的な人だなと感じた。若くして亡くなってしまったので、もう少し生きててほしかった。
*国試対策では、横山源之助=貧困層の実態調査=『日本の下層社会』ということで勉強を行ってきた。その一方で、横山氏の生いたちや、幼少期から醸造業の「職人世界」という上下関係のはっきりした世界に触れてきたことなど、貧困調査にいたるまでの流れというものにも今回触れることができて良かった。
*上流階級ではなく、下層社会について調査をし、まとめあげる横山源之助は素晴らしい。左官職の養子になったことや、醤油醸造業で徒弟として働いた時期があったからこそ、下層社会に関心を強めたことにつながったのだと思った。
*下層社会に関心があるというのが、なんだかおもしろい。たくさんのことに興味があってすごい。
*横山源之助が何をした人なのか、またどう言った生いたちだったのか知らなかったので、今日初めて知る事が出来ました。横山源之助の行った行為は、今のストリートチルドレンとかホームレスに対する見方と少し似てるような気がしました。今回は知らないこともたくさんあり、それらを少しでも知る事が出来てよかったです。
*人と違うことをするのはとても大変だろうし、自ら各地へ行って調査を行ったことはすごい。とても行動力のある人だ。
*会社内の人間関係はいつの時代になっても問題になっているんだなと思いました。上下関係は必要だけど、必要以上なので狭い思いをしなきゃなんないんだな。
*一番びっくりしたのは、父母がはきりしないこと。ケンカしたり嫌だと思うこともいっぱいあるけど、私はちゃんと父母がわかって、当たり前だけど、こんなことが幸せなんだと思わせられた。
*横山さんはなんとなく名前を聞いたことがある気がするという感じだったので、しっかり学べてよかった。海外への関心が高かった時代とはいえ、言葉が通じにくく、外見も違う人たちの所へ自分から行ったのはすごい。
*横山源之助という人物がどれだけ先進的な目で物事を見ているかよくわかった。独自の視点で行動することに感心した。
*横山源之助は恵まれた環境で育てられたわけではなく、小学校を卒業してから働いていたが、下層社会への関心を強めることで日本における貧民者の実態をまとめあげたので、なかなかできることではないと思いました。
*これまで学んだ人たちは、自分のつらい経験から、その時の自分を救うような気持ちで、人々を助けようとしているのではないかと感じました。福祉の歴史を学ぶことで、人の心理についても学ぶことができます。
*今までの人もそうだったが、人を助けられるのはそういう人たちの苦労や痛みを分かっている人なのかなぁ。
*今までの人たちと同じように、様々な人生を歩んでいると感じた。この方がいたおかげで貧しい人に目を向けてもらえるようになり、いろいろな調査のおかげで詳しく知ることができたと思う。是非、源之助さんの本を読んでみたい。
*今日は横山源之助さんと日本の下層社会について勉強し、全てが知らないことばかりだったので、とても勉強になりました。石井十次さんは保育士の勉強したときにでてきた方なので、もっと知りたいと思いました。
*横山自身も生まれ育った環境は、養子に出されるなど、決してめぐまれたものではありませんでした。それでも懸命に、佐久間貞一、ロバート・オーウェンといった人物達との交流を深め、社会的に苦しい立場の人々を救おうと懸命に働いた事がわかり、現代の日本社会においても、こういった行動をとる人が、これからでてきてほしいと強く感じました。
*横山源之助はいろいろな活動をやってきて、高校でやったのより詳しく書いてあり、わからないところもあったが、勉強をやっていくにつれ、わかるようになりました。40代で亡くなったと知り、ビックリしました。すごいいいことをしていた人だと知り、これからやっていく人物と一致している部分を知りたいと思いました。
*横山源之助は日本の下層社会をまとめて貧民の実態を描いたりしてすごいと思った。40代に結核や肺炎を併発して若くして亡くなったのは残念だ。
*横山については何も知らなかったが、矢島楫子とは違い、父母がはっきりしていないということを初めて知った。現在では考えられない話なので、とてもびっくりした。
*横山源之助の父母がはっきりしない事は驚いた。上流階級より下層社会への関心を強めたのはおもしろいと思ったし、人と違う視点から何かを調べたりする事は自分にしかできないから、自分もどんどんやっていきたい。
# by otabey | 2011-10-21 17:27 | 日本近代福祉史

ベスト川柳 13

1 ノーベル賞獲れても亡くなり残念賞    
2 うれしいがiPhoneで争うauとソフトB  
3 ラブラブも冷めてみればバカバカしい 
4 ウォール街占拠しても願いかなわず  
5 幸せはなるんじゃなくて気付くもの
6 脱脂肪健康重視は税軽減         
7 もやしだけは価格高騰の影響なし
8 政治家が身を切らずして増税か 
9 人の口戸をたてられぬ米被害
10 日本の四季はだんだん二季になる
  
# by otabey | 2011-10-18 18:07 | しずふく川柳